カラフトマス遡上(そじょう)

iwaobetsu

2009年09月02日 00:16

 「岩尾別川にカラフトマスが遡上していましたよ」

 とお客様が仰られました。

 そう言われて岩尾別川の橋の上から眺めてみると、結構マスが居る居る。。。。



 最大で60cmはあるカラフトマスが、川を遡上する様は素晴らしく、見ていて飽きないです。
今夏は冷夏長雨の異常気象でも、ちゃんとカラフトマスは産まれた川に帰ってきました。



 水中カメラで、遡上する姿を簡単に撮影出来るのも、浅い川にカラフトマスが沢山るからこそ。








 そう言えば、幌別川付近には、7月の半ばから沢山の釣り客がいました。
 お盆の頃は、ズラ~ッと、釣り人が並んでいたし。。。。


 8月の終り頃から釣り人は減り、定置網も撤去され始めたので、沢山のカラフトマスが遡上できるようになったのでしょう。

 「サケやマスって、孵化した稚魚のうち、どれくらいが大きくなって帰ってくるのでしょうねぇ~」

 と質問されました。

 「確か3%くらいだったかな????」


 「サケって、どれくらい卵を産むのですか?」

 「確か3000個くらい?とすると、90匹くらいのサケが産まれた川に戻って来るのかな????。正確な数字は分かりませんが、いずれにしてもサケやマスは、魚の中では各段に産卵する卵の数が少ない魚類だと思います」


 でもそんなウンチクより、川を一生懸命遡上している姿は、本当に、何度も見ても素晴らしいと思います。きっと私以外の方も、共感される方も多いと思います。



 {ここに遡上して来るだけでも、それは凄い確立で生き延びて来て遡上してるのであって、そんな事をはるか昔から、それは変わらず続いてる事なんですよ。。。}



 そう言う事を上手く話してあげたいけど、余り上手く話せなかったなぁ~~~~~(悲)

 でも、この遡上風景は、一人でも多くの方に「見せてあげたい」と思いました。

 それは私が話すよりも、何倍も素晴らしい事ですから。。。


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