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Posted by naturum at

2010年11月09日

カワガラス

 「あの鳥はなんて言うんですか?」

 岩尾別川で良く見かける黒い鳥、カワガラスがいました。

 ずんぐりむっくりの可愛らしい鳥で、ジュッジュッと言った濁った声で鳴きます。



 ”カラス”と言う名が付いてますが、カラスの仲間ではありません。

 体の色が黒いから、”カラス”と言う名が付いたのかもしれませんが。。。。




 観察していると、頻繁に水の中に顔をうずめています。
 時に潜ったり水中を歩いたりしながら、水生昆虫などを獲っています。


 厳冬期の凍った川でも、彼らは潜ってエサを獲っているのですが。。。。



 激しく別のカワガラスを追い払っている姿も観察できます。


 カワガラスは”なわばり”があるようで、その追う姿を見ると、カナリ気性が荒い鳥なのかもしれません。





 道路の木々にミヤマカケスの姿もありました。


 ふわりふわりと飛ぶ姿は特徴があり、鳩くらいの大きさがあるので、この鳥も観察しやすいです。


 カワガラスもミヤマカケスも留鳥とされますが、冬期は平地まで下って来てくれるのか分かりませんが、よく観察できる様になるので、冬鳥のような感じもします。




 上空を”オオハクチョウ”が編隊を組んで飛ぶ姿が見れたり、これから強い北風が吹くようになれば、オオワシやオジロワシも、やって来るでしょう。



 羅臼岳は日々冠雪して真っ白になっていますが、それにあわせる様に、冬の動物達もやってきています。


 紅葉は、あとはカラマツを残すのみ。
 知床の森は寂しい晩秋になりましたが、そんな中、毎年当たり前の様に来てくれる動物他を見る事が出来て、また少しだけ賑やかになるような、そんな感じがしました。


 
 本州はこれから紅葉でしょうか?

 冬まっしぐらの知床ですが、一足先の季節を、少しだけお届けします。


 担当:糸賀



※カワガラス幼鳥


  

Posted by iwaobetsu at 22:04Comments(0)自然情報