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Posted by naturum at

2009年02月20日

「あ” ” ”~~~。アザラシだぁ~。」

 「あ” ” ”~~~。アザラシだぁ~(嬉)」

 今月は数回、冬の動物ウオッチングツアーを開催しましたが、このツアーではオジロワシやオオワシを観察します。
 双眼鏡で見るワシ達の、鋭いまなざしを持つ顔に、思わず見入る方もいらっしゃいます。

 オジロワシやオオワシは天然記念物なので、その相乗効果で、見る目にも力が入るのでしょう。


 「他に冬の動物はいないの???」


 と言う事で、いつも斜里に近い港にアザラシを探しに行きます。

 しかし、アザラシはなかなかいなくて。。。



 
 でも、たまに発見できるアザラシ。もちろん野生です。


 何回か動物ウオッチングツアーを繰り返すうちに、アザラシを発見できる事が多くなり、お客様も大喜びですが、今年は暖冬で港の氷がなかなか凍らず、アザラシは港の斜路で日向ぼっこをしてる事が多いです。

 しかし、これはアザラシにとって、とても危険。
 イヌなどの敵に発見されやすく、海に逃げるまでにつかまる可能性もあります。流氷の上ならイヌも来ないし、ワシなどが来てもスグに海に逃げれるのに。。。

 更にそんな敵がいたら、出産や育児も陸では安心して出来ません。


 そんなある日、アザラシが歩いた後の雪の上に、血がついていました。
 何かの動物に、攻撃を受けたのかもしれません。




 「・・・・。」


 暖冬で氷が出来ない。。。

 人間にとっては何でもない事かもしれませんが、その被害を受けている動物が居ると言う事を伝えるのも、ガイドの役目かもしれません。






  

Posted by iwaobetsu at 21:51Comments(0)エコツアー

2009年02月17日

冬の知床五湖

 今日は朝から晴れ間が望めました。

 「今日の知床五湖クロスカントリースキーツアーは、期待できるぞ・・・。」

 今日のお客様は、昨年もこのツアーに参加されたお客様なので、様子が分かってらっしゃるのでスムーズに事が運びます(楽)

 知床五湖までも、カナリ早く着く事が出来たので、五湖ではユックリ時間が取れます。


 知床第五湖から順に湖を周り、第二湖まで来ました。この湖は、湖上から知床連山の全山が望めます。
 朝のうちあった雲は、いつの間にか完全に無くなっていたので、それは素晴らしい、真っ白な雪に染まった知床連山が望め、2人でその景色に魅了されました。

 知床で一番好きな季節で、冬を推す人が多いですが、その気持ちも分かる気がします。


 しばらくそこでマッタリし、次に第一湖を通って、流氷が見渡せる断崖の上へ。。。。


 はるかオホーツク海を見渡すと、前には帯状に連なる流氷の景色。後ろには真っ白な雪に染まった知床連山。素晴らしい自然の協奏曲です。

 昨年も何度もその景色を見ましたが、本当にこの景色は、何度見ても素晴らしい。。。。


 しばらく2人で、その協奏曲を堪能しました。


 「五湖のクロカンに参加して良かったです。来て良かったぁ~」

 と、独り言のようにおっしゃられました。
 僕も同感。。。

 「やっぱり僕も、知床で好きな季節は、冬かなぁ~~~~~?????」








※知床第二湖の湖上での撮影。硫黄山バック
  

Posted by iwaobetsu at 21:28Comments(2)自然情報

2009年02月04日

たったコレだけの量の流氷(悲)と思ったら・・・。

 それはJR茶屋町駅の改札口前で、待っている時のようでした。

 2本目の電車が到着し、乗客が改札口を目指して降りてくる足音が聞えます。

 「恐らくこの電車に乗って来ているはずだ・・。」

 なんだか心臓がドキドキします。


 改札口に向かってくる乗客の中から、見覚えある顔を捜します。しかし見当たりません。


 少し不安になると、すると一番最後に、見覚えある顔を発見しました。

 お互い目が合うと、思わず頬が緩みました。

 ・・・・・・・・・・。









 4日朝、海には真っ白い帯状の流氷が見えました。

 3日は僅かしか流氷が見えなかったので、「流氷が来るなんて・・。」と余り期待していませんでしたが、これは嬉しい誤算????

 この日のツアーも、流氷ウオークの代わりに、冬の動物ウオッチングとフレペの滝スノーシューツアーを予定していましたが、今日から流氷ウオークツアーが出来るんじゃないか???


 午前中は冬の動物ウオッチングと称し、半分は流氷ウオッチングツアーみたいになってしまいましたが、それでも流氷がある景色は素晴らしい。。。

 お客様も感激されて、流氷の海を見ながら、沢山写真を撮ってらっしゃいました。


 
 午後からは今シーズン初の流氷ウオークツアー。それもこの日流氷ウオークをしたのは、弊社のみだったそうです。(貸切!!!!!)

 恐る恐る流氷の上に乗ると、やっぱスゴイ!流氷はイイ!!!!。
 平らな流氷ベットに寝てもらい、流氷布団を掛けてあげると、

 「重いですよぉ~」

 と笑顔でお客様はおっしゃられました。


 散々流氷で遊んで景色を堪能して、お客様は大満足の様子。

 「良かった良かった(嬉)」









 快晴の空の下、まもなく太陽が沈みかけてました。

 流氷の海を介して眺める太陽も、何度見ても良いです。

 「やっぱり流氷は、好きだなぁ~。これが見たくて脱サラした。。と言われても一理あるし(笑)」


 今年の流氷は、「もしかしたら来ないかな?」なんて思っていたけど、また今年も会えてよかった(笑)








 ・・・・・・・・・・。

 お互い目が合うと、思わず頬が緩みました。


 「ごめ~ん。遅れちゃった。。。。。」


 「会えたから、まあいいかぁ~~~~(笑)」  

Posted by iwaobetsu at 23:02Comments(2)自然情報

2009年02月03日

流氷初日

 2/3になって、やっと沖合いに流氷の姿を見る事が出来ました。

 オシンコシンの滝付近で、お客様と双眼鏡で見ながら、沖合いに流氷があるのを発見。

 「やっと流氷が来ましたねぇ~~。。。」


 と言って話は弾みました。


 お客様も流氷が見たくて、この時期にいらしたのですから。。。




 しかし、流氷は写真に映っている様に、沖合いに少しばかりあるだけ。
 なんとも心細い量です。






                       ※ひろ~い大海原に、たったコレだけの量の流氷(悲)





 2日前からの暴風で、流氷本体の一部がはぐれ、それが流れて来たのだろうけど、双眼鏡で見ても、かなり波で上下に揺れてます。粉々になってもおかしくない????

 (2/2に、岩尾別川のかなり沖合いに、流氷の一部があるのを発見しましたが、その流氷かもしれません)



 「こりゃ接岸する前に、無くなってしまうんじゃ????」






 はぐれ流氷の沖合いには、流氷の本体の姿はありません。


 「あの流氷は、接岸しますかね?」

 お客様はおっしゃられました。

 「・・・・・・。多分接岸は・・・・。するんじゃ・・・・。」



 やっとやっと流氷が見れて嬉しい反面、なにか期待が薄れる様な感じがします。


 「また2週間後くらいか、来年の今頃いらっしゃれば、多分流氷はあると思いますよ」
 「ええ~。2週間後来るのですか。あははは・・・・。(笑)」


 と、流氷の事で、冗談やお茶を濁す回答しか出来ないのは、やっぱモウ嫌だ。。。。  

Posted by iwaobetsu at 23:32Comments(2)自然情報