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2010年09月09日

9月の早朝カヤックツアー

 4:15に起きて準備をし、5時過ぎからカヤックで男の涙を目指します。

 9月上旬になると、日の出は4:45分頃になりますが、オホーツク海側に太陽の光が当たるのは、知床連山を越してからなので、6時過ぎになります。




 断崖から流れ落ちる男の涙の滝は、早朝の日が当たる時に限って、金色に輝いて流れ落ちます。


 この金色に輝いて滝の姿が見られるのは、太陽が知床連山を越してから1時間程なので、まさに早朝の時に限っての、金色に輝く男の涙の滝のショーを見る事ができます。




 男の涙の滝。


 断崖の割れ目から流れ落ちる滝。



 そんな男の涙の滝が、太陽の光が当たって滝が金色に輝いて流れる様は、何度見てもキレイで素晴らしいです。


 実際、参加されたお客様も



 「すごいキレイ・・・。」

 「こんな景色があるなんて。。。」


 と感動されます。


 そんな景色が見れた時は、早起きの苦痛が和らぎます。


 早朝は、観光船やクルーザーがまだ運航していないので、波や滝の流れ落ちる音のみの、自然の音だけを聞きながら、金色に輝く滝を見る事が出来るので、いつの間にかその景色に魅了され、しばし時間の経つのを忘れさせるほどです。







 金色に輝く男の涙の滝。
 本当に何度見ても素晴らしく、そして美しい。。。








 写真では、なかなか実物のままを写す事が出来ませんが、ある程度は、どんな感じかお伝えできればと思いますが・・・。



 ツアーが終わっても、お客様は笑顔です。

 「本当にキレイな景色を見れて、本当に良かった・・。」


 と、嬉しそうにおっしゃられました。



担当:糸賀









※金色に輝く男の涙滝。遠景と接写  

Posted by iwaobetsu at 20:21Comments(0)エコツアー

2010年07月05日

今が水量最大の 男の涙の滝

 シーカヤックツアーで、フレペの滝を過ぎてしばらく漕ぐと、湾の奥に断崖から流れ落ちる男の涙の滝があります。

 遠目ではそれほど大きな滝に見えませんが、カヤックで接近していくと、徐々にその滝の迫力や爆音に驚かされます。

 「ザッー」と30mはある高さから流れ落ちる男の涙の滝は、カヤックでカナリ接近できるので、フレペの滝より、間近で迫力を体験できる滝でもあります。

 
 参加された皆様は一様に

 「凄い迫力・・・。」

 と魅入られます。


 今年は5月が異常低温で、なかなか多量に滝の水は流れ落ちませんでしたが、6月中旬あたりから滝の水量は一気に多くなり、迫力ある男の涙の滝を見る事が出来ました。




 7月中旬くらいまでは、一年で一番水量が多い迫力のある滝を見る事が出来ます。
 それにしても、本当に何度見ても凄いです。


 そう言えば2・3月にも、カヤックツアーで凍った男の涙の滝を見たのですが、あの氷のカーテンから数ヶ月で水のカーテンになって、何だか信じられない気もします。


 男の涙の滝は、クルーザーや観光船が通過しなければ、滝の爆音のほかには、カモメの鳴き声、波の音くらいしか聞こえません。

 カヤックに乗ってその自然の音を聞く。


 それだけでマッリ過ごせます。


 それに暑くも無く寒くも無い。

 本当に良い季節になりました。


担当:糸賀







   

Posted by iwaobetsu at 22:23Comments(0)エコツアー

2010年06月25日

サンセットシーカヤックツアー

 6月は晴れた日が多く、海も穏やかな日が多い月でした。

 オホーツク海に沈む夕陽も数回見る事ができましたが、何度見ても夕陽が海に沈む様は良いものです。


 それをカヤックに乗って見る。。。。

 格別なものがあります。




 この日は朝から快晴。夕陽が期待できました。

 夕陽が沈む時刻になるにつれ、微風さえも無くなりました。
 ますます海面も穏やかになり、海面にカヤックなどが写るくらいに。。。。



 カヤックに乗って、波に漂いながらの夕陽を見る。
 なんて贅沢な時間でしょうか。
 
 聞こえるのは沢山のカモメの鳴き声ですが、いつの間にかそれも、聞き心地の良い音楽の様になりました。

 6月は一年で一番日の入りが遅い時期なので、夕陽は19時を過ぎてから沈みます。

 ちなみに、朝は4時前に日が昇りますが。。。。。




 18:30頃には、辺りはオレンジ色に包まれます。
 その色合いは徐々に濃くなります。

 この日は海上に雲が無かったので、完全に夕陽が海に沈むまで、その様を眺める事が出来ました。

 大体は海上に雲があって、海に夕陽が沈むまでに雲に隠れてしまう事が多いのですが、完全に夕陽が海に沈むのが見れてラッキー。



 夕陽がオホーツク海に沈む頃になると、太陽が変形した形に見えました。

 オホーツク海は海水温が低いので、暖かい空気とオホーツク海に冷やされた、冷たい空気との層が出来て、それが蜃気楼現象となって、変形した太陽が見える事があります。

 良く見るとわずかに変形した太陽。面白いものです。


 夕陽が徐々に海に沈んで行きます。

 お客様はその様を、息を呑んでじっと見つめます。

 そして夕陽が沈むと、皆さん満足な表情。
 笑顔がこぼれます。


 「凄い良かった。感動した」
 「またサンセット見たいよ。。。。。」



 こんな良い条件の時のサンセットシーカヤックツアーは、滅多に無いけど、そんな良い条件の時が事があるから、サンセットシーカヤックは、好きだなぁ~。


担当:糸賀







※サンセットシーカヤックツアー








※蜃気楼現象で変形した太陽  

Posted by iwaobetsu at 22:41Comments(0)エコツアー

2010年03月02日

流氷(無い)シーカヤックツアー

 今冬は悲しいかな、2月21日に接岸していた流氷が無くなってしまいました。
 余りにも早く無くなった流氷。。。。


 サヨナラも言わずに去っていくのは、本当に悲しいです。


 21日以降も海が気になり、流氷が来ていないか眺めますが、もう来年まで流氷は。。。。




 流氷ウオークツアーを予約されていたお客様も、流氷が無くなっている事に残念な様子。



 「自然のものですから、仕方ないか。。。。」

 と言われますが、温暖化でこんなに早く流氷が無くなること事態、異常なのは確かです。更に雪も、半分くらい溶けてしまったし。。。。。




 そんな知床の状況ですが、2月の流氷が無くなってから3回、流氷(無い)シーカヤックツアーが実施できました。



 夏と違って冬季のシーカヤックツアーは、ドライスーツを着て、さらに雪に埋まったカヤックを掘り出し、さらにさらにカヤックを長い距離移動したりと、カヤックに乗るまでは結構大変です。


 ドライスーツを着ての、カヤックを漕ぐのも大変ですが。。。。。





 そんな大変な思いをして、カヤックで出航。



 運がよければアザラシが、顔を出している事もあります。


 プユニ岬を越えてフレペの滝まで漕いで行くと、青白く凍ったフレペの滝が見え、さらに男の涙の滝も、まるで氷のカーテンが、断崖にへばり付く様に凍っています。


 夏では見る事が出来ない景色が、そこにはあります。



 カヤックを漕いでいる時に、適度に流氷の小さな塊があると、流氷カヤックの雰囲気が出てよいですが、別に流氷が無くても、凍った迫力ある滝を見るだけで、それはそれは素晴らしいぃ~~~~。って、流氷があれば、さらに良いですが(笑)


 「夏と違って、冬はこんな景色が見れるんですね」


 と、昨年夏季のカヤックツアーに参加されたお客様がおっしゃられました。


 流氷が無いシーカヤックツアーですが、巨大な凍れる滝を間近に望む事が出来る冬のカヤックツアーも、それはそれで素晴らしいです。


 ぜひ皆様も挑戦をお待ちしてます。


 ただ、海が荒れるとカヤックツアーはできないので、ツアー当日朝の、開始1時間前のツアー実施可否となります。


担当:糸賀








※凍った滝とカヤックの大きさを比べてみてください。  

Posted by iwaobetsu at 23:12Comments(0)エコツアー

2010年02月09日

流氷ウオークツアー

 流氷ウオークツアーは、2/5からポツポツと予約が入ってます。
 しかし、今あるのはマダマダ弱い流氷。

 なかなか「ガツーン!!」と、強い勢力の流氷はやってきません。





 流氷ウオークツアーに参加されたお客様は、

 「素晴らしい体験が出来た。。。。」

 とよくおっしゃられます。

 流氷ウオークツアーは、世界でも知床でしか無いツアーだと思いますが、流氷で色々な遊びをすると、面白くて、みなさん本当に笑顔笑顔になられます。
 それは、私にも笑顔が移って来るほどです。




 ツアーの中で、少し薄めの氷の上に乗って、みんなでジャンプ。

 氷が割れなかったらもう一度。
 氷が割れて、誰か海に落ちるまでジャンプします。

 どこの氷が割れるか分からず、いつ海に落ちるか分からない所も、流氷ウオークの面白さだと思います。
 
 流氷の海で散々遊んで、散々流氷を堪能して。。。。



 最後は高台から、太陽の光が流氷の海を染める様を眺めました。


 頬に当たる風が冷たいですが、体が冷えるのも気にしながらでも、その素晴らしい景色の様を、みんなで眺めました。

 「オホーツク海に浮かぶ流氷。素晴らしいなぁ~」
 「ずっと見ていても飽きないなぁ~」
 「流氷ウオーク面白かったなぁ~」


 みなさん一様に、流氷を堪能されたようです。


 最後にお礼を言われたり感謝されましたが、“流氷のおかげ。。”と言えども、なんだかとても嬉しく思いました。


 みなさまも、こんな流氷の景色を、見にいらっしゃいませんか?









担当:糸賀  

Posted by iwaobetsu at 22:24Comments(0)エコツアー

2010年01月31日

今シーズン初

昨日、知床五湖クロスカントリースキーツアーにいってまいりました。

今シーズン初です。1月30日、初日でした。
しかも、今日知床五湖に入るのは、私たちのお客様だけ。貸切状態です。

最初は長いのぼりから始まり、


途中チカラ仕事をして、



五湖の入り口に到着。さぁ一番のりです。



凍った湖の上で休憩中。



帰りは、下り坂をぴゅ-っと滑ります。これが、クロスカントリースキーのいいところ!

残念ながら知床連山を見ることはできませんでしたが、楽しいツアーでした。


注意:
湖の上は凍っていない箇所があります。危険ですので、ガイドなしで立ち入ることはおやめください。



山本  

Posted by iwaobetsu at 07:54Comments(0)エコツアー

2010年01月12日

新春初ツアーを開催(12月の人間ボブスレーの時以来)。

 この日は最近よくいらっしゃるお客様。知床病になったお客様がいらっしゃいました。


 11月の閉所の時もいらっしゃいましたが、帰京してスグ、1月の知床行きの旅行計画&航空券取得をされたそうです。。。。パチパチ(笑)



 お越しになってそうそう

 「クロスカントリーをしたい。。。」

 と言う事で、この日の午前中は、森の中をクロカンスキーで散策しました。


 ”ゴジュウカラ”などの小鳥や木の説明などしている内に、まもなく雪が止み、少し青空も見えてきました。


 しかし正月から降った雪は、50cm以上の積雪があるので、雪をかきながら、(ラッセルしながらのツアーは大変だった。。。。。


 2時間ほどクロカンで歩いてから小休止。

 持参したインスタントコーヒーが美味しい事。。。


 「このコーヒーはブルーマウンテンかと思いましたよ(笑)」


 「雪景色の中で飲むから、インスタントでも美味しいんでしょうねぇ~~~~。」



 クロカンスキーで急坂を滑ったり、開拓農家を見たりしながら、午前中のツアーは終わり。




 午後からはスノーシューを履いて、動物ウオッチングをしながら海岸へ。



 動物。。
 と言っても、いるのはエゾシカに、都会でもよく見るハシブトガラス。川にはずんぐりした姿で、川に潜ってエサを捕るカワガラスもいました。

 上空にはオオワシが飛んでいて、エゾシカの死体を食べているキタキツネなど。


 色々動物が見れて良かったですが、この日はどんどん晴れていって、今年初めて知床連山を眺める事ができました。
 正月からずっと雪模様で、曇ってばかりいたので、本当に「ようやく。。」と言う感じです。




 更に、14時くらいから快晴になりました


 「夕日に染まる知床連山が見えるか???」



 と期待して、午後のツアーを早めに終わって、全山を眺める事ができるポイントまで行きました。
 

 すると、白~うす黄色~黄色まで知床連山が染まったのですが、その後夕日は雲に隠れてしまったので、桃色に染まる知床連山を眺める事は出来ませんでした。


 それでも、真っ白な雪に染まった知床連山を眺める事が出来て、お客様も感動してらっしゃる様子。




 「1月は殆ど雪や曇りばかりで、久々に見れた知床連山ですよ。連山が見れて、運が良かったですねぇ~・・・。」


 「本当に来て良かった。本当にありがとうございす・・・。(嬉)」

 何度も何度もお礼を言われ、少し照れてしまいましたが、とても喜んでいただいて、本当に良かった。



 「マタ知床に来ますね」

 「帰京したらスグに、2月の知床行きの旅行計画&航空券取得をするのですか?」


 「う~ん。ソレはどうかな?」


 と言われましたが、心は2月の流氷の景色にあるように思えました(笑)


担当:糸賀


 ところで、夕方にこんな景色が見えました。




  

Posted by iwaobetsu at 23:40Comments(0)エコツアー

2009年10月21日

今シーズン最後のシーカヤックツアー???(かも???)

 お盆を過ぎると、オホーツク海は冬の海を呈してくるので、海は荒れた日が多くなり、10月は18日までに2回しかカヤックツアーが実施出来ませんでした。

 ツアー中止の日が極端に多くなるのです。

 10/19は、冬型の気圧が弱まったためか、久々にシ―カヤックツアーが実施出来ました。

 もちろん、ツアー前に海の状態をみて、天気の具合や波などの程度を見ての判断ですが。。。



 この日の午前の気温は11度前後。
 幸い最初のうちは晴れていたので、若干暖かく、2名のお客様と久々のシーカヤックツアー開始です。

 プユニ岬に向けてカヤックを漕ぎますが、すっかり山肌の木々は黄色くなっていました。
 来週を過ぎれば、紅葉も終わって、冬枯れの木々になることでしょう。


 フレペの滝を眺めても、6,7月のように、オオセグロカモメやウミウは営巣してなく、海鳥がいた賑やかな頃を思うと、少し寂しい気もします。


 男の涙は水量が減り、ちょろちょろ水程度。豪快な男の涙を思い出します。
 湯の華の滝も、ピークより半分くらい水量は減ったか????

 それでも参加されたお客様は、迫力ある断崖に大喜び。
 波や滝の音に癒されていらっしゃいました。


 帰りは、サケのジャンプする姿や、背びれを出して泳ぐ姿も観察できたし。。。。





 無事シーカヤックツアーが終わりました。

 カヤックを片付けて、そしていつも話してる言葉の一部ですが。。。。



 「だいたい2月になると、このオホーツク海全体が真っ白な流氷で覆われます。コレ全部が流氷で覆われます」
 「流氷が来ると、流氷ウオークと言って、ドライスーツを着て・・・・・。」
 「このツアーは人気があって、余りにも面白くて、2回3回と参加される方もいらっしゃいます」
 「是非今度は流氷の時期!!冬の北海道に、また遊びに来て下さい・・・・。」


 「また遊びに来て下さい!!」

 と言うと、大概のお客様はオホーツク海を見ながら

 「流氷見たいね」

 と言われます。


 「また遊びに来て下さい!!」

 私は結構この言い方は好きで、よく言うのですが、そう言われると、何だかマタ遊びに来たくなる様な、そんな感じがするので、好きな言葉ですが(笑)




 ユースに帰ってツアー台帳を見ると、10/20以降は、ほとんどシーカヤックツアーの予約はありません。

 「もう一度カヤックツアーの、やり納めをしたいな・・・。」

 と話すと、


 「夏にあれだけカヤックツアーをして、マダやり足りないのですか?」


 と言われてしまいましたが(笑)
 

担当:糸賀





  

Posted by iwaobetsu at 00:25Comments(0)エコツアー

2009年09月25日

シルバーウイークのシーカヤックツアー

 秋の5連休が、やっと終わりました。
 早い内から宿泊もシーカヤックの予約が入り、カヤックツアーは満員の時もあって。。。

 今シーズン最後の稼ぎ時ですが、9/19の予約は少なく計3人ほど。今週は平日でも、最低5人以上はツアー参加者がいたのに、ナゼ連休初日でこの人数???

 海も穏やかで、絶好のカヤック日よりなのに????



 「まあ、明日から大入りだから。。。。」

 と思って構えていると、9/20の海は大荒れ。
 関東地方沖にある台風の影響か、シベリアにある台風並みの低気圧の影響か、よりによってこんな大入りの時にツアー中止となってしまいました(悲)

 9/21も大入りで、ツアー実施を期待していましたが、この日は20日よりも大荒れの海。カヤックツアーどころか、観光船やクルーザーも欠航。


 その影響もあり、知床五湖は銀座か原宿か??と思うほどの大渋滞でしたが。。。。




 9/22は、何とかカヤックツアーが実施出来ましたが、なんとも不安定な海と天気の中催行。

 「さあ、漕いで!!!漕いで!!!!」

 と何回言った事か。。。(笑)


 23日は、季節外れの早朝カヤックツアーと、AM,PMの3本。




 23日は4:20起床。外はまだ暗いです。
 夏の頃は既に明るかったのに、かなり日の出が遅くなりました。

 この頃の日の出時刻は5:20頃。



 カヤックを漕いで男の涙まで行くと、ようやく太陽が昇り始めました。

 急いで朝日が当たる場所に行くと、その日を浴びているだけで、何だか元気が出るよな気がしました。


 まぶしいくらいの朝日の力は、本当に素晴らしい。。。


 しばらくカヤックに乗りながら、波の音と滝の音を聞きながら朝日を浴びていると、もうそれだけで良いです。何も言う事はありません。


 「今日名古屋に帰りたくないなぁ~・・・。」

 「やはり早朝は良いですね・・。」


 色んな感想が聞けました。



 
 
 24日は、海も穏やかになり、安心してカヤックツアーが実施できました。

 20.21日の大入りの時のカヤックツアーが実施出来なかったのは残念でしたが、後半は、少しでもそれが取り戻せてよかったです。



 さて連休が終わり、9/26のカヤックツアーは?????

 「午前のカヤックツアー2人です。。。」
 「2人だけか・・・・。」

 その後も殆どツアーは入っておらず、寂しくなりました。

 今シーズンはGWからカヤックツアーを開催し、ピークを過ぎた感じになりました。

 お盆の頃は、5時・8:30・12:30・16時と、4回もツアーがあったのになぁ~。


 その時ブログ用に撮影した写真を見ると、この時は満席で、日々カヤックツアー漬けで忙しかったけど、お客様の楽しそうな笑顔が伝わってきました。









 忙しいのも大変だけど、何か物足りなく思うのはナゼ?????



 担当:糸賀  

Posted by iwaobetsu at 22:48Comments(0)エコツアー

2009年08月13日

サンセットシーカヤックツアー

 辺りは夕焼け色に染まってきました。

 オホーツク海の向こうに、オレンジ色した太陽が沈もうとしています。
 今日は快晴で、波も風も無い穏やかな日。海に雲が映るくらいの、穏やかな海の上で、シーカヤックに乗って夕陽が沈むのを待ちました。

 夕陽からカヤックまで、オレンジ色の光の道が続いています。お客様はその様を、一心に見つめらっしゃいます。
 聞こえるのは波の音にカモメ達の鳴き声。自然の音しか聞こえません。



 何も言わなくても、何も話さなくても、その自然の音だけで心が癒され、まるで今日の疲れも無くなるようです。


 ゆっくりと夕陽が、オホーツク海の果てに沈んで行きます。

 今日は海上にも雲ひとつないので、完全に海に沈む夕陽が見られそうです。



 少しずつ、夕陽がオホーツク海の果てに沈んでいく。。。。









 夕陽が完全に沈むと、「おおっ、みんなそこにいたか?」と言った感じで辺りを見回しました。
 一心で夕陽を見つめていたので、いつの間にか心を奪われていたのかもしれません。


 皆さん満足満腹顔。素晴らしく良いものを見る事が出来て、大満足そうです。




 早朝シーカヤックツアーも良いですが、素晴らしい夕陽が見れるサンセットシーカヤックツアーも、なかなか良いものです。ただし、“晴れれば“ですが。。。


担当:糸賀





  

Posted by iwaobetsu at 23:58Comments(0)エコツアー

2009年05月05日

夏シーカヤックツアー開催

 GWも終わりになり、ほぼ一息つきました。

 今年は連休になったためか、去年より順調にカヤックツアー予約が入りました。

 あとは海の状況が良ければ、問題無かったのですが。。。。


     午前       午後
4/29   ツアー無し    実施
4/29   欠航       欠航
5/ 1    実施       欠航
5/2   欠航       欠航
5/3    欠航       欠航
5/4    実施       実施    早朝カヤックも実施
5/5    欠航       欠航
5/6  実施予定(難しい) 実施予定(難しい)


 と、全体の半分が欠航で、5/4だけが、唯一カヤックツアーが実施出来たのですが、それでも波や“うねり”があり、断崖ギリギリまで接近するのは難しかったですが・・・・。


 GWのオホーツク海は、まだ冬の名残があるのか、なかなか穏やかになってくれません。
 早く湖のような波静かな、安心してカヤックが出来るようなオホーツク海になって欲しいですが。。。



 来週になれば、もう少し穏やかな海になると思いますが、今度はツアー予約が入って無くて。。。。




 なかなか上手く、思い通りに行かないなぁ~~~~(悲)




  

Posted by iwaobetsu at 23:00Comments(0)エコツアー

2009年04月22日

初カヤック

 カヤックツアーではありませんが、この日はスタッフ全員で、夏向けのカヤックツアー体験・研修をしました。

 昨夏は100本以上もツアーを実施したにもかかわらず、間が空いたためか、何か感覚がつかめない事もあり、たまに「あれっ???」って感じになりました。

 「昨夏は特に意識しなくても、カヤック航路を漕いでいたのにな・・・。」


 少し感を取り戻す必要があります。


 順調に漕いでフレペの滝、そして男の涙。
 氷はすでに溶けていてありませんでしたが、滝の水も流れていません。これから暖かくなれば、滝の水も流れ始め、次第に迫力ある景観になって行きます。

 湯の華の滝も、まだ水量は少ないようです。


 海鳥も忙しそうに断崖の巣作りに余念が無い様でした。
 ひょっこりアザラシが顔を出しているのを発見した時は、

 「あ~っっ。アザラシだ・・・。」

 と歓声が上がりました。。

 きれいな青空、美味しい空気、迫力ある断崖。何度見ても、良いものです。

 「背筋が震えるほどスゴイ・・。」

 と、昨年おしゃられたお客様もいらした事を、思い出しました。


 いずれにしても、今夏は4/25~からカヤックツアースタートです。



 P「おおっ。そう言えば去年何人ぐらいカヤックのお客さんいた?」

 い「去年は700人余りです」

 P「なら今年の目標は、1000人以上な」

 い「・・・・・。」


 「はっ。1000人???」と言う間もなく、その数字を聞いただけで、背筋が凍るような気がしました・・・。







  

Posted by iwaobetsu at 21:54Comments(0)エコツアー

2009年04月12日

2009年度春夏ツアー案内

ホームページ不具合のため、申し訳ありませんがブログにて
今年度の知床アウトドアガイドセンター・春夏のツアー案内をさせていただきます。


○知床断崖シーカヤックツアー


「日本中のシーカヤッカーが憧れる知床エリアを、自らの手でカヤックを漕いでいきます。
その先に待ち受けるものは、100m級の断崖絶壁に海へと流れ落ちる滝。迫力満点の大自然を満喫できます。」

開催時間  8:30~11:30(午前の部)、13:00~16:00(午後の部)

料金     10,000円(岩尾別ユースホステル宿泊者は8,000円)


○知床五湖ネイチャーウォーク


「知床の森を映し出す知床五湖。
森や湖、小鳥などの動物、開拓の歴史など、そのときの状況に合わせて、ガイドが丁寧にご案内いたします。」

開催時間  9:00~11:30

料金     5,000円(岩尾別ユースホステル宿泊者は4,500円)


○半日(昼食付き)森林エコツアー


「お昼に知床に到着される方にオススメのツアーです。
海岸で焚き火を囲んでの知床浜鍋(カニ、サケ、ホタテ、ツブ、北海道産の野菜、など)を満喫した後、樹齢300年以上の巨木でそよ風を感じつつ、小鳥と同じ目線で森を感じられるツリーイング(木登り)を体験します。
最後にお世話になった自然への恩返しとして、森つくりを行います」

開催時間  12:00~16:30

料金     7,000円


○1日おまかせ(昼食付き)エコツアー



「1日で海と森の両方を体験できるオススメのツアーです。
午前中に知床断崖シーカヤックツアーを行い、昼食は海岸での知床浜鍋です。
午後からはツリーイング(木登り)を楽しんだ後、最後に森作りを行います。」
開催時間  8:30~16:30

料金     16,000円(岩尾別ユースホステル宿泊者は14,000円)


○森作り体験ツアー

「知床の森を作ってみませんか?
森の出来方や役割などを学ぶことが出来ます」

開催時間  15:30~16:30

料金     2,000円(森作り基金1,000円を含む)



このような形でのご案内失礼いたします。
ホームページ復旧次第、正規のご案内をいたしますので、今しばらくお待ち下さい。

なお、詳細につきましては併設の知床岩尾別ユースホステルまでお尋ね下さい。
(電話番号 0152-24-2311)  

Posted by iwaobetsu at 20:43Comments(0)エコツアー

2009年02月20日

「あ” ” ”~~~。アザラシだぁ~。」

 「あ” ” ”~~~。アザラシだぁ~(嬉)」

 今月は数回、冬の動物ウオッチングツアーを開催しましたが、このツアーではオジロワシやオオワシを観察します。
 双眼鏡で見るワシ達の、鋭いまなざしを持つ顔に、思わず見入る方もいらっしゃいます。

 オジロワシやオオワシは天然記念物なので、その相乗効果で、見る目にも力が入るのでしょう。


 「他に冬の動物はいないの???」


 と言う事で、いつも斜里に近い港にアザラシを探しに行きます。

 しかし、アザラシはなかなかいなくて。。。



 
 でも、たまに発見できるアザラシ。もちろん野生です。


 何回か動物ウオッチングツアーを繰り返すうちに、アザラシを発見できる事が多くなり、お客様も大喜びですが、今年は暖冬で港の氷がなかなか凍らず、アザラシは港の斜路で日向ぼっこをしてる事が多いです。

 しかし、これはアザラシにとって、とても危険。
 イヌなどの敵に発見されやすく、海に逃げるまでにつかまる可能性もあります。流氷の上ならイヌも来ないし、ワシなどが来てもスグに海に逃げれるのに。。。

 更にそんな敵がいたら、出産や育児も陸では安心して出来ません。


 そんなある日、アザラシが歩いた後の雪の上に、血がついていました。
 何かの動物に、攻撃を受けたのかもしれません。




 「・・・・。」


 暖冬で氷が出来ない。。。

 人間にとっては何でもない事かもしれませんが、その被害を受けている動物が居ると言う事を伝えるのも、ガイドの役目かもしれません。






  

Posted by iwaobetsu at 21:51Comments(0)エコツアー

2008年08月30日

知床断崖シーカヤックツアー (エゾバフンウニ編)

 「海の中の岩の上にある5cmくらいの丸いものは、エゾバフンウニと言うウニですよ」





  ※岩の上の丸い形をしている物が”エゾバフンウニ” (シーカヤック上から撮影)



 と話すと、皆さん一斉に海の中を覗かれます。
 今時期のオホーツク海は、浅瀬はエメラルドグリーン色をしてるので、カヤックから海中のウニを探す事も出来ます。

 「あ″~っ、ウニがあったぁ~。食べた~い・・・。」
 「捕っても良いですかぁ~?」
 「ではカヤックで沈して、知らない内に手に持っていた。と言う事で取って来て下さい・・。」
 「・・・。」

 スシのネタなどのウニは見た事があっても、実際にウニとはどんなものか、知らない方は結構いらっしゃいます。
 

 「エゾバフンウニの”バフン”って何ですか?」
 「バフンと言うのは、馬のウンコの事です。ウニの形が馬のウンコの形に似てるから・・・。」
 「誰がそんな名前付けたのかな?もっと良い名前がなかったですかねぇ~(笑)」

 みなさんも「そうだそうだ。確かに・・。」と言う感じで聞いてらっいます。


 日々秋が深まり、海もカナリ秋模様になってきました。いつの間にかお客様との話題も、最近は秋模様になっています。


 「この辺でウニ丼が食べれる所はありますか?」
 「ウトロの町の食堂で、ウニ丼を提供してる店はありますよ」
 「一杯いくら位ですかね?」
 「2~3000円位かな?」

 「う~ん。予算オーバー。コンビニ弁当にします(笑)」

 「なら値段を聞かなくてもいいじゃないですか(笑)」


 そばで話を聞いていた他のお客様が、そうおっしゃられました。


 「でもまあ、いちお~ぅ、聞くだけ聞いておいて・・。って事で(笑)」



 また今時期はカラフトマスも遡上しているので、カヤックを漕いでる時に、カラフトマスがカヤックのすぐ近くを、ジャンプをする事があります。大きな魚なので、それを見たお客様は驚かれます。

 日々変わりつつある知床の自然を、カヤックで感じるのも、結構オツな物です。
  

Posted by iwaobetsu at 16:19Comments(0)エコツアー

2008年08月28日

知床断崖シーカヤックツアー (秋空のカヤック編)

 「ええ~っ。今日はカヤックは中止ですか!!!!」

 何度カヤックツアー中止の旨を、お客様に話すのは心苦しいです。

 お盆を過ぎると、オホーツク海は夏の海では無くなり、海は荒れてくるようになり、そのためツアーの中止も多くなります。

 ツアー集合時間の1時間前くらいに、「中止の場合は連絡をする」と言う事になっているので、特にやる気マンマンのお客様の落胆は大きいです。

 事前に「明日は難しいですよ」と連絡しても、やはりそんな言い方では、お客様は余り次案をたてては、いらっしゃらない様です。

 「今日カヤック中止なら、他に何かよい観光とかないですか?」

 と、良く聞かれます。しかし、カヤックが中止の時は、{海は荒れている=観光船やクルーザーも欠航!!}

 と言う場合が多いので、良い回答が出来ないのも心苦しいです。



 この日は晴れていますが、強風で沖の方は白波があったので、ツアー中止です。
 「晴れているから、カヤックは出艇出来そうなのに・・・。」

 でも、8月はカヤックを酷使?するほど出艇したから、たまにはカヤックも休憩が必要かな?



 秋空と白い雲。そして久々の青い海と赤いカヤックは、よく似合います。カヤックは「ほっ」としてる感じもします。

 カヤックを修理しながら、ふとそう思いました。



  

Posted by iwaobetsu at 00:05Comments(0)エコツアー

2008年08月15日

知床断崖シーカヤックツアー (男性ジュディ・オングさん編)

 ある日名指しでシーカヤックツアーの予約がありました。

 「前回のカヤックが凄く良かったので、マタお願いします」
 「はい。よろしいですよ」
 「今度はシングル艇でお願いしたいですが、でも“シングル艇は”沈”する事がある”とおっしゃられましたが、何パーセントの確率で”沈”しやすいですか・・・。」

 {何パーセントの確率????そんな事分からないよ。。。}

 と言った質問から始まり、延々と電話対応が続きました。

 {それにしても、前回カヤックした方?よく話す人だな。。。どんな人だったっけ?}

 と思いながら電話対応していると

 「またウミウが羽を広げているのも見たいです」
 と言われました。それを聞いて、

 {ああ~っ。あのジュディ・オングが好きな方・・・。}

 前回ウミウが羽を広げて乾かしている姿を見て、ジュディ・オングに似せて良く話された方。このお客様とツアーを開催した出来事が、ふと思い出されました。



 ツアー当日

 男性ジュディ・オングさんのお話

 「いやぁ~。今回もよろしくお願いします。このカヤック楽しみにしていたんですよ。。。」
 と相変わらず饒舌です。
 「いやぁ~。今回はシングルカヤックで・・・。(嬉)」
 「いやぁ~。今回も真っ青な海で、最高ですねぇ~(嬉2)」
 「いやぁ~。おお~。また断崖!!!いやぁ~。滝だ!!いやぁ~。カモメですねぇ~~。いやぁ~。観光船の波を上手く避けて。。。(嬉3)」

  「いやぁ~。・・・(嬉)」

  「いやぁ~。・・・」

  「いやぁ~・・・」

  「いやぁ・・・」

  「いや・・・」

  「い・・・」

  「・・・」

  「・」

  「





 と、「いやぁ~。」から始まるお話に、ますます饒舌になります。

 そしてついにウミウが見えました。

 「いや~。この前、ウミウ見て、魅せられて。唄ってしまいましたよ(嬉4)」
 「いや~。今回もスバラシイッ・・。」

 {ジュディ・オングの話が始まったな・・・。}

 ふと、そう思いました。

 「いや~。ジュディ・オングはですねぇ~~~。」

 とまあ、本当に良く喋られる男性ジュディ・オングさん。


 近くに居た若いお客様が、こちらを向いておられます。

 {ジュディ・オングって誰だ?}

 そんな心の声が聞えました。


 男性ジュディ・オングさんは散々話され、散々堪能され、“無事”ツアーは終わりました。

 男性ジュディ・オングさんは、終始笑顔×2。。。

 {なんか疲れたな。この疲れはカヤックじゃない気がする・・・。}



 お客様のお話を、じっと聞いてあげるのもガイドの役目ですね(笑)

 PS・いやぁ~。それにしても、古い話題だったなぁ~・・・。




  

Posted by iwaobetsu at 15:30Comments(1)エコツアー

2008年08月10日

知床断崖シーカヤックツアー (カモメがいない!!!!)

 「あれ、今夏はカモメはいないんですか?」
 とお客様から質問がありました。

 夏のフレペの滝の断崖周辺は、オオセグロカモメやウミウも孵化しているので、この時期にカヤックで行くと、カモメ達の鳴き声や糞などの臭いで溢れかえっている”ハズ”ですが、今夏はそれがありません。おそらく質問されたお客様は、前回いらした時の、うるさいくらいのカモメの鳴き声を期待されていたのでしょう。

 「実は6月くらいからこのフレぺの滝周辺では、カモメの姿が減っています、原因は、抱卵中の卵が何者かに食べられてしまったから・・・。」
 「誰が食べたんですか?」
 「犯人はカラスなどがいますが、6月のカヤックツアー時に、ここにタヌキがいたんですよねぇ~。多分そう言った動物が海を泳いでこのフレペの滝までやって来て、根こそぎ食べてしまったのかもしれません」
 「前回来た時、ここはすごい数のカモメで、驚いたけどなぁ~。ヒナの姿もあったのに・・・。」
 「しかし、数年前はヒグマがこのフレペの滝に来ていて、卵などを食べていたそうです」
 「ヒグマがここにいたんですか???」
 「私は見てませんが、ヒグマがいたそうです」
 「動物がココまで来るんですねぇ~~~~。」



 今回は沢山のカモメやヒナの姿を見ることは出来ませんでしたが、それでもこの雄大なフレペの滝や景色は、間近で見る事が出来ます。

 しばらくフレペの滝を眺めていると、滝の流れる音、波の音、時折カモメの鳴き声も聞えます。そしていつの間にか自然の音に引き込まれてしまいます。

 「でも、本当にここは癒されますねぇ~」

 とお客様は嬉しそうにおっしゃられました。





  

Posted by iwaobetsu at 05:39Comments(1)エコツアー

2008年08月04日

知床断崖シーカヤックツアー (知床岬へ・・・・。編)

 「この先に見えるのが、知床岬ですよ」

 今日は天気が良く、知床岬まで遠望できました。





 「へぇ~。あれが知床岬。結構遠いですね。知床岬まで、カヤックで行けますか?」
 とお客様から質問がありました。
 「知床岬まであと40km。今日の夜まで漕げば、何とかたどり着くかもしれませんね(笑)。でも、今日中に帰って来れません」
 「うわぁ~。それは無理だ・・・。」

 カヤックは初心者の方でも、しばらく漕いでいるうち徐々に慣れ、ある程度漕げるようになります。そして、次第に周りの景色も見えてくるのでしょう。ツアー中「岬まで行けますか?」と言う質問は、結構良く受けます。

 「でも、カヤックで沖縄の最南端の有人島の波照間(はてるま)島から、北海道の宗谷岬までカヤックで行く猛者もいますよ」
 「そんな人もいるんですか?いったいどれくらい時間がかかるのか・・・。」
 「一日にカヤックで40km漕ぐとして、天候の悪い日は漕げないから、それも考慮して・・・。」


 何かと夢が広がる話です。


 「色んな人がいるんですねぇ~。今日カヤックをしないと、それは知らない事でしたよ」
 「もっとカヤックを練習して、次回挑戦したらドウですか?」
 「むっ、無理ですっっっ・・・。だって、もうすでに腕が痛いから(笑)」

 とお客様は嬉しそうにおっしゃいました。

 「世の中には色んな人がいます。僕もカヤックをしなければ、そう言う猛者がいる事は知らなかった訳ですから・・・。」

 そんな話をしながら、知床岬を遠望しながら、右方向にカヤックを進路変更すると、まもなく”男の涙“が見えて来ました。
  

Posted by iwaobetsu at 15:39Comments(0)エコツアー

2008年08月01日

知床断崖シーカヤックツアー (外人さんとカヤック編)

 シーカヤックツアーは、ツアー代が割高な事もあるためか、大半が日本の方が参加されますが、たまに外国の方が参加されます。

 ある日かなり日本語が話される方が、カヤックツアーに参加されました(ホッ)。

 普段と同じように準備をして。パドルの練習をして。。。


 ツアーでは、間近で断崖や滝を見上げると、言葉は違いますが、感嘆の声があがります。


 「スバラシイデス。サンカシテ ヨカッタデス」
 「ありがとうございます」
 「コノツアーハ モットタクサンノカタニ サンカシテ モラウベキデショウ」

 かなり喜んでらっしゃる様子。良かった良かった・・。



 「スコシ ハナシテモ イイデスカ?」
 「どうぞ」
 「ワタシ トウキョウニ スンデイマシタ。ニホンノヒトハ マイニチ タクサンシゴトシマス。ソレデツカレテ ジサツスルヒトガイマス。シゴトデツカレテ シンデシマウナンテ ワタシオドロキマシタ。ワタシノクニデハ ソンナヒトハイマセン。ニホンハ ヘンデス」

 確かに仕事を苦に自殺する人は、年間数万人。いつの間にかそれが、普通になっていること事態、おかしな現象と言えます。
 
 「カヤックツアーニサンカスレバ スコシハ ツカレルノガ ナクナルカモシレマセン。コレカラモ タノシク ツアーシテクダサイ。ワタシ ウマク イエテナイ。イッタイミ ワカリマシタカ?」

 「ええ。とても良く分かりましたよ・・。」


 今日は素晴らしく晴れた日。辺りは断崖とキレイなオホーツクブルーの海が眺めるカヤック日和の日。

 でも、今日のカヤックツアーは少し勉強になった気がしました。


 教科書では書いてない事。
 コレカラモ タノシク ツアーシナイト イケマセンネ

 


  

Posted by iwaobetsu at 23:56Comments(1)エコツアー