ナチュログ管理画面 環境も考えるアウトドア 環境も考えるアウトドア 北海道・東北 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  
Posted by naturum at

2009年11月26日

休館中

 11/23に09年の夏季営業が終了し、今は休館中です。

 休館しているので、お客様はいらっしゃいません。



 今年は不況の影響もあり、ウトロの温泉街のホテルなども「前年の集客2~3割減」と言う入り込みだったそうです。

 当ユースホステルも例外でなく「前年の2~3割減」。危機的状況でしたが、ツアーの方は前年を上回り、それを足して「何とか。。。。」と言う感じでした。
 6~8月は長雨で、シーカヤックツアーは打撃を受けたにもかかわらず、前年よりUPは健闘にしても、お盆より宿泊客が多かった9月連休は、異常な感じもします。


 とまあ、暗い話ではイケナイので、11/20からの閉所パーティーの事でした。
 
 20日は1名、21日は11名、22日は17名と、まずますの宿泊でしたが”殆どが常連さん”と言う入り込みでした。


 それでも、夕食は豪華に。。。

 海鮮囲炉裏、幻の鮭“鮭児”の刺身と握り、ツブやメンメ(キンキ)の刺身、サメガレイの煮物などなど。。。
 とても2500円の夕食代では食べれない物のオンパレードでした。


 もちろん、お酒やビールもたんまりあり、皆さん、食べ過ぎで満腹満足。とても笑顔でした。



 21.22日は、年に3回くらいしかない(幻の)歌のミーティング(今年はなんと通算7回目)があり、それを楽しみ?にいらした常連さんは大ハシャギ。
 22日に宿泊された知床財団の方も“歌ミ”をされて、どんな感想があったのか分かりませんが、楽しまれたのではないか?と思います(多分)。


 23日に皆さんが出発されると、本当に寂しくなりました。
 電話も殆どかからず、夏季の時期の雑踏や沢山の電話はウソみたいで・・・。



 12月26日の開所までは、館内の片付けや掃除、冬季の準備などの仕事があります。

 お客様がいらしてる時も大変ですが、閉所期間中の仕事も大変。

 しかし、本当に今は11月の後半???

 今年もあっと言う間に過ぎて行きそうです。。。。







※歌ミで使用する歌詞カード(板?)と、灯油ランプの灯り  

Posted by iwaobetsu at 23:40Comments(0)

2009年11月17日

真っ赤に染まる知床連山

 11月も中旬になると、太陽が知床連山から昇るのは7:20頃、オホーツク海に太陽が沈むのは16時頃になります。

 12月の冬至になれば、もっと日のある時間は短くなって。。。。


 既に冬まっしぐら。。と言う感じですが、気温の方は、それ程下がっていません。

 積雪があって、数センチ積もっても、数日で解けてしまうほどです。

 11月2.3日にあった雪は、今は全てありません。


 知床連山の雪も、根雪になると思われましたが、結構溶けてます。


 

 この日はとても良い天気で、気温も高くすがすがしい秋晴れの日でした。


 15時頃に外で作業をしていると、知床連山を夕陽が染めていました。
 
 15時。
 昼の3時で夕暮れ時ですから、本当に夜が長くなった????


 夕陽が沈むほどに、徐々に知床連山は赤く染まっていきます。








 以前ブログに、冬の1月に、真っ白に染まった知床連山が、夕陽で白~黄~ピンクに染まって行く様を書いた事がありましたが、今はまだ山頂付近しか雪が無いので、その景色に比べれば。。。。と言う訳では無いですが、思わず作業の手を休めて、その移り変わって行く素晴らしい自然の景色を眺めていました。


http://iwaobetsu.naturum.ne.jp/e677075.html

 雄大な自然の協奏曲は、静かにそれを奏でています。

 こう言った景色を間近で見る事が出来るのは、ココに住んでいるから。

 色んな条件が揃わなければ、滅多に見る事が出来ない景色ですが、そう言う景色を見る事が出来て、本当に良かった。。。。と思えます。


 12月になれば、本格的に雪は降るでしょう。
 除雪など大変な作業が、これから沢山出てきますが、その合間に見る事が出来る素晴らしい景色を、ふと、マタ見たくなりました。

 それが見れたら、また感動するかなぁ~~~~????




担当:糸賀
  

Posted by iwaobetsu at 20:40Comments(0)自然情報

2009年11月09日

早朝知床五湖 ②

 今シーズンは数回早朝知床五湖ツアーを実施しました。

 しかし、今回の早朝知床五湖ツアーの時に限って雲があり、知床連山から昇る本物の太陽と、水鏡になった湖面に映る、その2つの太陽を見る事は出来ませんでした。


 「一度はそれを見ないと。。。」


 と思いながら、常に翌日の天気予報や天気図を気にして、チャンスを伺っていました。


 “早朝”とは言っても、11月は7:10頃に知床連山から朝日が昇るので、岩尾別ユースを6:30に出発すれば、十分知床第二湖の展望台には行く事が出来ます。

 羅臼町など太平洋側の日の出は、6時過ぎに海上から朝日が昇りますが、斜里町側は知床連山を越す分、一時間程遅い日の出になります。





 6:20に起きて知床連山を見上げると、山頂は雲1つありません。


 「これは期待できるぞ」



 霜で凍った知床五湖の木道を、滑らないように慎重に歩き、素晴らしく水鏡になった知床第一湖へ到着。


 紅葉の終わった木々が、水鏡になった湖面にキレイに映っています。コレは風が無い証拠です。



 更に知床第二湖の展望台まで移動、日の出を待ちます。
 知床第二湖も風が無く、水鏡になった湖面に木々が映っていました。


 7:15頃になると、にわかにサシルイ岳の山頂部分が明るくなりました。そして太陽が顔を出します。

 それと同時に、水鏡になった湖面にからも太陽が昇り、瞬く間に2つの太陽が私を照らしました。

 それは余りにも眩しくて、目を開けていられないほど。



 でも、その太陽の光を浴びているだけで、なにかエネルギーを貰っている様な感じがしました。

 今夏何度となく実施した、早朝シーカヤックツアーの時と同じような、すがすがしい気分になれて。。。


 ちなみに、その2つの太陽を見るには、晴れている事、知床連山に雲が無い事、無風で湖面が水鏡になっている事。と言う条件が必要です。








 そう言えば数年前にも、誰かを連れて早朝の知床五湖に来ました。
 その後その誰かさんは知床に留まる事を決め、今は幸せ?に、この知床で暮らしているのですが。。。。。

http://admin.naturum.ne.jp/admin/entry.php?entry_id=635635




 そうそう、11月の早朝知床五湖は、サシルイ岳あたりから太陽が昇りますが、9月頃だと硫黄山付近から太陽は昇ります。
 個人的に写真を撮るには、硫黄山辺りが良いのですが、9月ですと、6時には知床五湖に来ていないといけません。もっと早起きする必要があるのです。



 でも、何度来ても、この二つの太陽の光を浴びている景色はええわぁ~~~。

担当:糸賀




  

Posted by iwaobetsu at 21:51Comments(0)自然情報

2009年11月03日

今年最初の 色々な雪の華(2009年)

 11月1日から寒気が入り、2日の7時頃から雪が降り始めました。
 ぼたん雪がどんどん降り積もり、辺りは一面白色に覆われました。

 翌3日も思ったほど天気は回復せず、さらに降雪がありました。

 今年初めての除雪車が出動し、冬の様相です。




 初雪が降ると、なんだか嬉しい感じがします。

 見上げると、雪の花が舞ってくる感じで、キレイで。。。
 そう言えば、初雪が降れば、いつもそう思っている感じもしました。



 以前“雪の花”を、わざと“雪の華”と言う書き方をしておられる方がいらっしゃいました。
 全てを真っ白に染める雪は、“雪の華”でも、間違いではないような気がします。




 ところで下の画像と比べると、緑と白の違いがハッキリしています。四季がある日本だからこそ、この様に写真で比べると、結構面白いです。














 真緑と真っ白な景色。


 「こう言う素晴らしい景色が、いつも見れるのは羨ましい。。。。」


 と言うお客様もいらっしゃいましたが、あらためて見比べると、そう思います。

 これも雪の華のおかげ????




 宅配便の方が来館されました。


 「ここは結構雪が積もってますね」
 『2日の朝から結構降りましたよ』
 「また長い長い冬の始まりですねぇ~~・・・。」

 最後の「ねぇ~~~・・。」と言う語尾に、なにか思いが詰まってるような気がします。

 宅配便の運転手さんは、車を運転して荷物を運ぶのが仕事なので、雪は運転に大きく支障があるからでしょう。


 「ありがとうございました。マタお願いします」

 と言って、慣れた調子で宅配便の運転手さんは、トラックを運転して出発されました。





 そうそう、除雪車もチェックしないと、大雪になった時困るぞ。。。

 と思い、ユースにあるオンボロ除雪車の始動チェック。

 また今冬も、何度この除雪車に乗る事やら。。。




 初雪が降って、雪の事1つでも色んな事を思いました。

担当:糸賀  

Posted by iwaobetsu at 19:34Comments(0)自然情報