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Posted by naturum at

2009年11月09日

早朝知床五湖 ②

 今シーズンは数回早朝知床五湖ツアーを実施しました。

 しかし、今回の早朝知床五湖ツアーの時に限って雲があり、知床連山から昇る本物の太陽と、水鏡になった湖面に映る、その2つの太陽を見る事は出来ませんでした。


 「一度はそれを見ないと。。。」


 と思いながら、常に翌日の天気予報や天気図を気にして、チャンスを伺っていました。


 “早朝”とは言っても、11月は7:10頃に知床連山から朝日が昇るので、岩尾別ユースを6:30に出発すれば、十分知床第二湖の展望台には行く事が出来ます。

 羅臼町など太平洋側の日の出は、6時過ぎに海上から朝日が昇りますが、斜里町側は知床連山を越す分、一時間程遅い日の出になります。





 6:20に起きて知床連山を見上げると、山頂は雲1つありません。


 「これは期待できるぞ」



 霜で凍った知床五湖の木道を、滑らないように慎重に歩き、素晴らしく水鏡になった知床第一湖へ到着。


 紅葉の終わった木々が、水鏡になった湖面にキレイに映っています。コレは風が無い証拠です。



 更に知床第二湖の展望台まで移動、日の出を待ちます。
 知床第二湖も風が無く、水鏡になった湖面に木々が映っていました。


 7:15頃になると、にわかにサシルイ岳の山頂部分が明るくなりました。そして太陽が顔を出します。

 それと同時に、水鏡になった湖面にからも太陽が昇り、瞬く間に2つの太陽が私を照らしました。

 それは余りにも眩しくて、目を開けていられないほど。



 でも、その太陽の光を浴びているだけで、なにかエネルギーを貰っている様な感じがしました。

 今夏何度となく実施した、早朝シーカヤックツアーの時と同じような、すがすがしい気分になれて。。。


 ちなみに、その2つの太陽を見るには、晴れている事、知床連山に雲が無い事、無風で湖面が水鏡になっている事。と言う条件が必要です。








 そう言えば数年前にも、誰かを連れて早朝の知床五湖に来ました。
 その後その誰かさんは知床に留まる事を決め、今は幸せ?に、この知床で暮らしているのですが。。。。。

http://admin.naturum.ne.jp/admin/entry.php?entry_id=635635




 そうそう、11月の早朝知床五湖は、サシルイ岳あたりから太陽が昇りますが、9月頃だと硫黄山付近から太陽は昇ります。
 個人的に写真を撮るには、硫黄山辺りが良いのですが、9月ですと、6時には知床五湖に来ていないといけません。もっと早起きする必要があるのです。



 でも、何度来ても、この二つの太陽の光を浴びている景色はええわぁ~~~。

担当:糸賀




  

Posted by iwaobetsu at 21:51Comments(0)自然情報