ナチュログ管理画面 環境も考えるアウトドア 環境も考えるアウトドア 北海道・東北 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  
Posted by naturum at

2010年03月26日

2010年03月25日

凍れる滝の 知床断崖シーカヤックツアー

 今冬は早々と流氷が無くなり、流氷を見にいらしたお客様は一様に「ガッカリ」でした。

 気持ちは分かります。
 今時期なら、あってもおかしくない流氷が無いのですから。。。

 そんな流氷ウオークツアーの代わりとして、今冬は海の状態が結構良い日が多かったので、凍れる滝の知床断崖シーカヤックツアーを、何回か実施しました。

 それで何度も凍った滝の様子を見る事が出来たのですが、2月下旬に実施した時は、かなり見ごたえのある凍った滝でした。ツララもアチコチに見えて、まるで氷のカーテンの世界みたいでしたが、3月も下旬になるとツララは殆ど溶け、凍った滝の氷も、日増しに小さくなって行くのが見えました。



 昼間は気温がプラスになるので、溶けて小さくなるのは、仕方ないと言えば仕方ないですが。。。

 それでも3/24現在、まだ断崖に張り付いている真っ青な凍れる滝。
 こんな神秘的な景色は、何度見ても飽きません。


 そこで前回の流氷無いシーカヤックツアーでも、凍れる滝画像の全体をUPしましたが、さらにズームで映した氷の画像を、掲載しておきます。

 こんな風に滝が凍っているのを、画像として、ちょっと残したくなったので(笑)






※男の涙の滝。巨大ツララをUP撮影。







※フレペの滝。団子状の氷をUP撮影


担当:糸賀
  

Posted by iwaobetsu at 23:27Comments(0)自然情報

2010年03月16日

オンボロ除雪車と秀麗羅臼岳

 3/11に20cm位の積雪がありましたが、それ以降は暖かい日が続き、ユース前の雪もカナリ溶けています。

 その雪の溶け具合は目に見えるほど(大げさでもない)で、早々と春が来たような感じもします。
 朝晩は寒くても、昼間は「ピーン」と突き刺すような、冷たい空気の感じも無くなった気がします。


 気温が高いため、ユース前に積もった雪が、溶けてシャーベット状になり、車がはまって動けなくなるので、シャーベット状になった雪の除雪が必要になります。

 水分を含んでいるので重く、かなり大変な作業(と言っても、作業するのは除雪車ですが)。



 ある晴れた暖かい日に、シャーベット雪を除雪するために、除雪車出動です。

 水分を含んで雪が重いために、除雪車も少しの除雪で「ウンウン」うなります。


 1時間くらい除雪をしたでしょうか。一気に晴れ渡った空が、瞬く間に真っ白な雪に染まった知床連山を映し出しました。
 
 7合目以上は、まだ真っ白な雪に覆われていますが、7合目以下は、ところどころ山の地肌が見えています。山の麓も、少しは春が来たのかもしれません。


 何度見てもキレイな、真っ青な青空に映える、真っ白な雪に染まった知床連山。真冬に見る事が出来る、特典だと思います。


 余りにもキレイな景色なので、キレイな知床連山の羅臼岳をバックに、オンボロ除雪車を映してみました。


 全く対照的な??それでも、どこか良い写真が撮れた気がしました。


 これからは目に見えて、知床連山の雪が溶けていくんだろうなぁ~~~。


担当:糸賀



  

Posted by iwaobetsu at 22:00Comments(0)自然情報

2010年03月11日

今冬最後????の流氷ウオークツアー

 3/10は久々に流氷ウオークツアーが実施できました。


 2/21の流氷ウオークツアーを最後に、流氷が無く実施できなかったので、実施できたコト事態が、何だか嬉しく思いました。

 と言っても、オホーツク海全面を流氷が覆っている訳ではなく、3/6頃から流れてきた、はぐれ流氷が接岸したのです。

 ツアーとして遊ぶにはマズマズの量ですが、地球規模やオホーツク海の面積からすれば、ほんの0.0・・%と言った感じでしょう。

 それでも、青いオホーツク海に浮かぶ、真っ白な流氷の姿はキレイです。そんな流氷の姿を見て、

 「よく戻ってきてくれた!!!」


 そんな感じがしました(笑)


 偶然3/10に1日ツアーを申し込んでいた4名のお客様は、

 「流氷で遊べるの!!!」

 と言う事で、結構テンショが上がっていました。

 ドライスーツに着替え、オホーツク海を眺めますが、

 「どこに流氷があるの?」

 と言った表情も隠せませんでしたが。。。


 それもそのはず、海岸にいくらかの流氷の塊があるだけなので、そう思われるのは仕方が無い事なのですが。。。。




 早速流氷の上に立ち上がって乗り、“流氷ロデオ(流氷シーソー)で流氷の感触を確かめます。

 最初は恐々流氷に乗ったお客様も、次第に慣れ、徐々に動きが激しくなりました。

 流氷で遊ぶ事態、貴重な体験で面白いので、次第に笑顔も多くなり、笑い声も響き渡ります。



 たっぷり流氷と遊んで満喫しましたが、この量の流氷では、溶けて無くなるのも時間の問題かと思います。

 今冬も早々と春の訪れが来たような感じがしますが、だんだん冬が短くなって、雪も減り流氷も減り・・・・。

 生活するには楽ですが、本当にこのまま良いのか、不安になります。


 担当:糸賀




 でも、今冬最後の流氷を触る事が出来て、お客様も喜んで頂き、僕自身も嬉しく思いました。



※幌別の海岸に漂着した流氷(流氷の一番多い所を撮影してます)



  

Posted by iwaobetsu at 14:25Comments(2)自然情報

2010年03月02日

流氷(無い)シーカヤックツアー

 今冬は悲しいかな、2月21日に接岸していた流氷が無くなってしまいました。
 余りにも早く無くなった流氷。。。。


 サヨナラも言わずに去っていくのは、本当に悲しいです。


 21日以降も海が気になり、流氷が来ていないか眺めますが、もう来年まで流氷は。。。。




 流氷ウオークツアーを予約されていたお客様も、流氷が無くなっている事に残念な様子。



 「自然のものですから、仕方ないか。。。。」

 と言われますが、温暖化でこんなに早く流氷が無くなること事態、異常なのは確かです。更に雪も、半分くらい溶けてしまったし。。。。。




 そんな知床の状況ですが、2月の流氷が無くなってから3回、流氷(無い)シーカヤックツアーが実施できました。



 夏と違って冬季のシーカヤックツアーは、ドライスーツを着て、さらに雪に埋まったカヤックを掘り出し、さらにさらにカヤックを長い距離移動したりと、カヤックに乗るまでは結構大変です。


 ドライスーツを着ての、カヤックを漕ぐのも大変ですが。。。。。





 そんな大変な思いをして、カヤックで出航。



 運がよければアザラシが、顔を出している事もあります。


 プユニ岬を越えてフレペの滝まで漕いで行くと、青白く凍ったフレペの滝が見え、さらに男の涙の滝も、まるで氷のカーテンが、断崖にへばり付く様に凍っています。


 夏では見る事が出来ない景色が、そこにはあります。



 カヤックを漕いでいる時に、適度に流氷の小さな塊があると、流氷カヤックの雰囲気が出てよいですが、別に流氷が無くても、凍った迫力ある滝を見るだけで、それはそれは素晴らしいぃ~~~~。って、流氷があれば、さらに良いですが(笑)


 「夏と違って、冬はこんな景色が見れるんですね」


 と、昨年夏季のカヤックツアーに参加されたお客様がおっしゃられました。


 流氷が無いシーカヤックツアーですが、巨大な凍れる滝を間近に望む事が出来る冬のカヤックツアーも、それはそれで素晴らしいです。


 ぜひ皆様も挑戦をお待ちしてます。


 ただ、海が荒れるとカヤックツアーはできないので、ツアー当日朝の、開始1時間前のツアー実施可否となります。


担当:糸賀








※凍った滝とカヤックの大きさを比べてみてください。  

Posted by iwaobetsu at 23:12Comments(0)エコツアー