2010年07月30日
2010年07月27日
シーカヤックで見る断崖から流れ落ちる滝と海鳥たち
7月も後半になりますが、イマイチ客足の伸びない日が続き、気を揉んでいます。
他社も客足が無く、苦戦していると噂ですが、果たして8月には挽回できるのか???
シーカヤックツアーでは、6月中に断崖に営巣していた海鳥達は、7月上旬までヒナの姿を見る事が出来ましたが、中旬から殆どヒナの姿を見なくなりました。
毎日のように観察していたのですが、中旬に一気にいなくなった感じ。
おそらくカラスなどに、殆どが食べられてしまったと思われます。
フレペの滝に沢山営巣していたオオセグロカモメなどの海鳥も、中旬から殆どいなくなり、ツアーで行っても寂しくなりました。
6月中は
「すごいカモメ。こんな見たの初めて~・・。(嬉)」
と言う悲鳴???を聞いたり、運良くカモメなどの”ウンコ爆弾”を食らった方もいて、楽しかった??のですが・・・・・。
断崖から流れ落ちる”男の涙”の滝や、”湯の華”の滝の水も、7月に入ると、目に見えて水量が減ってきました。
昨年はエゾ梅雨で長雨であったためか、9月までかなりの水量の滝を見る事が出来たのですが、今年7月下旬の段階で、男の涙の滝は、すでに昨年のお盆過ぎ頃の水量まで減っています。
「水量が少ない」と言っても、まだ迫力満点ではあるのですが・・・。
今年はこのままでは、お盆過ぎには男の涙の滝が、見れなくなるのでは?????
と心配になります。
でも、今年もカモメなどのヒナが見れたし、迫力ある滝も、今年も見れた訳ですから。。。
毎日が少しずつ忙しくなり、自然をじっくり見る暇が無くなった感じもしますが、毎年見る海鳥や断崖から流れ落ちる滝は、多少の誤差はあるにしても、毎年同じように、殆ど同じ時期に、当たり前のように、昔からずっと繰り返してきたのでしょう。
「そう言うのが少しは比べられるようになったかな?」
と思いますが、「これからもこんな自然の営みが、ずう~っと同じように続きます様に」と、なぜか今日は強く思いました。
それと同時に、少しだけですが、早々と秋の気配も感じました。
担当:糸賀

※断崖から流れ落ちる男の涙の滝。6月に比べると、水量が減ってます
他社も客足が無く、苦戦していると噂ですが、果たして8月には挽回できるのか???
シーカヤックツアーでは、6月中に断崖に営巣していた海鳥達は、7月上旬までヒナの姿を見る事が出来ましたが、中旬から殆どヒナの姿を見なくなりました。
毎日のように観察していたのですが、中旬に一気にいなくなった感じ。
おそらくカラスなどに、殆どが食べられてしまったと思われます。
フレペの滝に沢山営巣していたオオセグロカモメなどの海鳥も、中旬から殆どいなくなり、ツアーで行っても寂しくなりました。
6月中は
「すごいカモメ。こんな見たの初めて~・・。(嬉)」
と言う悲鳴???を聞いたり、運良くカモメなどの”ウンコ爆弾”を食らった方もいて、楽しかった??のですが・・・・・。
断崖から流れ落ちる”男の涙”の滝や、”湯の華”の滝の水も、7月に入ると、目に見えて水量が減ってきました。
昨年はエゾ梅雨で長雨であったためか、9月までかなりの水量の滝を見る事が出来たのですが、今年7月下旬の段階で、男の涙の滝は、すでに昨年のお盆過ぎ頃の水量まで減っています。
「水量が少ない」と言っても、まだ迫力満点ではあるのですが・・・。
今年はこのままでは、お盆過ぎには男の涙の滝が、見れなくなるのでは?????
と心配になります。
でも、今年もカモメなどのヒナが見れたし、迫力ある滝も、今年も見れた訳ですから。。。
毎日が少しずつ忙しくなり、自然をじっくり見る暇が無くなった感じもしますが、毎年見る海鳥や断崖から流れ落ちる滝は、多少の誤差はあるにしても、毎年同じように、殆ど同じ時期に、当たり前のように、昔からずっと繰り返してきたのでしょう。
「そう言うのが少しは比べられるようになったかな?」
と思いますが、「これからもこんな自然の営みが、ずう~っと同じように続きます様に」と、なぜか今日は強く思いました。
それと同時に、少しだけですが、早々と秋の気配も感じました。
担当:糸賀
※断崖から流れ落ちる男の涙の滝。6月に比べると、水量が減ってます
2010年07月23日
2010年07月17日
2010年07月16日
ケイマフリ
カヤックツアーを行なっていると、プユニ岬付近でよくケイマフリに会います。
目の周りが白い、赤い足が特徴の海鳥ですが、数が少なく、絶滅危惧種にも指定されています。
しかし知床では、普段は海上で生活する彼らも、5~7月は断崖で繁殖するので、その時期なら海で泳いでいる姿を、カヤックツアーで普通に観察する事が出来ます。
5月はオスとメスが、タンチョウの様に“鳴き交わし”をして求愛行動をしている姿も見れるので、いつもツアー時には気にしていました。
ケイマフリが飛んでいる時赤い足をお客様に見て貰うのも、ツアーの案内の一つです。
オオセグロカモメやウミウより、ケイマフリの方がはるかにかわいらしく、お客様にも人気があるのですが。。。。
7月になって、だんだん彼らの姿が減ってきました。
ヒナが巣立ってきて、繁殖も終わりになってきているのでしょう。
7月も下旬になれば、殆どケイマフリの姿も見る事は無くなります。
それは結構寂しかったり。。。(笑)
ケイマフリだけではありません。
夏になれば、オオセグロカモメもウミウもヒナが巣立って、やがて彼らのアパート代わりであった断崖は、空室ばかりになります。
ちょっと無理をして一眼レフカメラを持ってカヤックで出動すると、偶然、飛んでいるケイマフリの姿を写す事が出来ました。
黒い体に、赤い足が目立ちます。
まもなく彼らの姿を殆ど見なくなりますが、上手く写真で撮れて、何か嬉しかったです。
※「ケまフレ(アイヌ語)」→ケイマフリ:アイヌ語の足・赤の意味が、そのまま名前になっている。
担当:糸賀

目の周りが白い、赤い足が特徴の海鳥ですが、数が少なく、絶滅危惧種にも指定されています。
しかし知床では、普段は海上で生活する彼らも、5~7月は断崖で繁殖するので、その時期なら海で泳いでいる姿を、カヤックツアーで普通に観察する事が出来ます。
5月はオスとメスが、タンチョウの様に“鳴き交わし”をして求愛行動をしている姿も見れるので、いつもツアー時には気にしていました。
ケイマフリが飛んでいる時赤い足をお客様に見て貰うのも、ツアーの案内の一つです。
オオセグロカモメやウミウより、ケイマフリの方がはるかにかわいらしく、お客様にも人気があるのですが。。。。
7月になって、だんだん彼らの姿が減ってきました。
ヒナが巣立ってきて、繁殖も終わりになってきているのでしょう。
7月も下旬になれば、殆どケイマフリの姿も見る事は無くなります。
それは結構寂しかったり。。。(笑)
ケイマフリだけではありません。
夏になれば、オオセグロカモメもウミウもヒナが巣立って、やがて彼らのアパート代わりであった断崖は、空室ばかりになります。
ちょっと無理をして一眼レフカメラを持ってカヤックで出動すると、偶然、飛んでいるケイマフリの姿を写す事が出来ました。
黒い体に、赤い足が目立ちます。
まもなく彼らの姿を殆ど見なくなりますが、上手く写真で撮れて、何か嬉しかったです。
※「ケまフレ(アイヌ語)」→ケイマフリ:アイヌ語の足・赤の意味が、そのまま名前になっている。
担当:糸賀
2010年07月09日
2010年07月05日
今が水量最大の 男の涙の滝
シーカヤックツアーで、フレペの滝を過ぎてしばらく漕ぐと、湾の奥に断崖から流れ落ちる男の涙の滝があります。
遠目ではそれほど大きな滝に見えませんが、カヤックで接近していくと、徐々にその滝の迫力や爆音に驚かされます。
「ザッー」と30mはある高さから流れ落ちる男の涙の滝は、カヤックでカナリ接近できるので、フレペの滝より、間近で迫力を体験できる滝でもあります。
参加された皆様は一様に
「凄い迫力・・・。」
と魅入られます。
今年は5月が異常低温で、なかなか多量に滝の水は流れ落ちませんでしたが、6月中旬あたりから滝の水量は一気に多くなり、迫力ある男の涙の滝を見る事が出来ました。
7月中旬くらいまでは、一年で一番水量が多い迫力のある滝を見る事が出来ます。
それにしても、本当に何度見ても凄いです。
そう言えば2・3月にも、カヤックツアーで凍った男の涙の滝を見たのですが、あの氷のカーテンから数ヶ月で水のカーテンになって、何だか信じられない気もします。
男の涙の滝は、クルーザーや観光船が通過しなければ、滝の爆音のほかには、カモメの鳴き声、波の音くらいしか聞こえません。
カヤックに乗ってその自然の音を聞く。
それだけでマッリ過ごせます。
それに暑くも無く寒くも無い。
本当に良い季節になりました。
担当:糸賀

遠目ではそれほど大きな滝に見えませんが、カヤックで接近していくと、徐々にその滝の迫力や爆音に驚かされます。
「ザッー」と30mはある高さから流れ落ちる男の涙の滝は、カヤックでカナリ接近できるので、フレペの滝より、間近で迫力を体験できる滝でもあります。
参加された皆様は一様に
「凄い迫力・・・。」
と魅入られます。
今年は5月が異常低温で、なかなか多量に滝の水は流れ落ちませんでしたが、6月中旬あたりから滝の水量は一気に多くなり、迫力ある男の涙の滝を見る事が出来ました。
7月中旬くらいまでは、一年で一番水量が多い迫力のある滝を見る事が出来ます。
それにしても、本当に何度見ても凄いです。
そう言えば2・3月にも、カヤックツアーで凍った男の涙の滝を見たのですが、あの氷のカーテンから数ヶ月で水のカーテンになって、何だか信じられない気もします。
男の涙の滝は、クルーザーや観光船が通過しなければ、滝の爆音のほかには、カモメの鳴き声、波の音くらいしか聞こえません。
カヤックに乗ってその自然の音を聞く。
それだけでマッリ過ごせます。
それに暑くも無く寒くも無い。
本当に良い季節になりました。
担当:糸賀