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Posted by naturum at

2009年03月10日

サヨナラも言わず。。

 3/6の暴風雪で、流氷が一気に無くなってしまいました。

 温暖化の影響で、今年の流氷の量は少なく、南風が吹けばいつ無くなってもおかしくない程の弱い流氷でしたが。。。
 3/6は、知床のオホーツク海一面を覆っていた流氷でしたが、6日夕方から吹き荒れた暴風雪で、7日のオホーツク海は一面が青い海。所々に流氷の残骸があるだけの、寂しい海に変わっていました。


 流氷を眺めるの好きで、常に気になっていた流氷だったのに・・・。

 サヨナラも言わずに去っていくなんて、かなり悲しく(大げさ?)なりました。


 フレペの滝スノーシューツアーでは、知床自然センター館内に掲示してある、流氷の量(昭和45年~)をグラフで示したポスターを、お客様にご案内してますが、これを見ると、昭和と平成の流氷の量の違いが、ひと目で分かるので重宝しています。

 神妙に頷くお客様もいらっしゃるので、温暖化や流氷が減ってる事について、関心を持つ方がいらっしゃるのが分かります。



 今日も電話が鳴りました。


 「今は流氷はありますか?」
 「今は海岸に打ち上げられた流氷があるだけです」
 「3/20に知床に行こうと思ってますが、流氷ウオークツアーは出来ますか?」
 「多分その時は流氷は無いと思われます・・・。」
 「そうですか。ちょっと待ってください・・・・。」

 電話の向こうで、お客様がお友達と話してる声が聞こえます。

 「(流氷無いんだって。九州に行く???)」

 やっぱり、流氷サマサマなんだなぁ~~~~~。














 ※3/7暴風雪前後の、プユニ岬からの流氷のオホーツク海(白く見えるのが流氷)  

Posted by iwaobetsu at 20:59Comments(0)自然情報