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Posted by naturum at

2010年06月21日

エゾシカ バンビ登場

 6月に入る頃から、エゾシカは出産ラッシュを迎えています。



 ヨチヨチ歩くバンビの姿は、なんど見ても可愛い。。。。


 そんなバンビは、しきりにお母さんジカの側にいて、おっぱいをねだります。



 授乳が終わると、お母さんジカはしきりにバンビを舐めます。

 舐めて舐めて、どんどん舐めてあげます。


 「どうしてそんなに赤ちゃんを舐めるの?」

 「私は彼女は赤ちゃんを抱く事が出来ないの。だから舐めてあげるのが、私の愛情表現なの」


 と言っているようでした。

 10分ほどお母さんジカとバンビは一緒にいましたが、その後はバンビを残して、お母さんジカはどこかにいってしまいました。

 生まれて間もない自分の赤ちゃんを、そのまま残していったのです。



 「心配じゃないのか?」

 と誰もが思いますが、これは、まだヨチヨチ歩きのバンビと一緒に歩いて、辺りに臭いをまき散らかすよりも、じっとしている方が敵に分かりにくい。。。と言った意味から、10日間くらいはバンビは一人でいることが多いです。

 ほんの授乳の時だけ、お母さんジカは自分のバンビのそばにやってきます。


 1日数回だけしか、自分の赤ちゃんに会えない。

 人間なら考えられない事ですが、これも自然の中で生きていく為の掟なのかもしれません。



 生まれて10日も過ぎると、バンビは結構大きくなって、お母さんジカと一緒に歩いていました。

 ある程度しっかり歩けるようになったので、もう大丈夫なのでしょう。


 自然も動物達も、目に見るほどに成長していく様が見えます。

 その様を見ていると、様々な生き物の躍動が聞こえて来る季節になりました。


 担当:糸賀






  

Posted by iwaobetsu at 23:03Comments(0)自然情報