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Posted by naturum at

2009年08月20日

シーカヤックで蜃気楼現象

 「あっ。。太陽が四角くなってるぅ~~~。」

 サンセットシーカヤックツアーで、オホーツク海に沈む夕陽が、四角く見えました。
 でも、決して太陽が四角くなった訳でなく、これは蜃気楼が太陽の上に出た現象。しいて言えば、太陽の上を「びよ~ん」と伸ばした様な感じの蜃気楼。上位蜃気楼現象です。
 オホーツク海以外では、富山湾や琵琶湖でしか見れない現象です。

 冷たいオホーツクの海で、暖かい空気が冷やされ、その冷たい空気と暖かい空気の層が、この様な蜃気楼現象を発生させます。




 オホーツク海に沈む夕陽が、徐々に茶巾型になってきました。








 オホーツク海に沈む頃には、四角くなりました。








 最後は鍋のフタの形になりました。









 この間約5分ほど。


 シーカヤックで断崖や滝を見ただけでも満喫できるのに、最後は夕陽に蜃気楼現象が見れ、今日のお客様は、シーカヤックツアーをフルコースで満喫できたかと思います。


 こんな不思議な現象を見る事が出来て、本当にラッキー。


 「やはり世界遺産の知床だから、素晴らしいものが見れましたよ」

 とお客様はおっしゃられました。

 世界遺産だから、蜃気楼が見れる訳では無いですが、でも、流氷がオホーツク海を冷やしている事も、蜃気楼が見れる要因の1つであるかもしれません。


 カヤックから降りても、まだ余韻が残っている感じがします。

 「やっぱ知床は、色んなものが見れて、凄いなぁ~。」


 改めて思いました。




担当:糸賀
  

Posted by iwaobetsu at 22:55Comments(2)自然情報